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企業情報

沿革

1925(大正14年)2月

浅井 義晭(大阪商船 香港支店長他歴任後、大阪海上火災 専務取締役)および、
市川 牧之助(朝日海上火災 出身)の両氏により創立、事務所を神戸に開設

*1 創業者の一人である浅井義啁氏は日本に於ける海損精算人の先駆者と言われ、明治38年(1905年)日本で最初と伝えられる精算書を作成しました。当時複雑な共同海損事件が発生した場合には英米海損精算人に委嘱する状況でしたが、海損精算の重要性を認識していた同氏は、高度な海損知識を持った日本での専門機関の必要性を痛感し、海上保険について学識経験の深い市川牧之助氏と共に神戸で当社を創設いたしました。


(左から浅井義啁氏/市川牧之助氏/神戸事務所写真)

1934(昭和9年)

両氏によりG.R.Rudolf著「York-Antwerp Rules 1924」の邦訳「ヨーク・アントワープ規則」を出版

*2 大正13年(1924年)ストックホルム国際法協会で共同海損に関する規則に大改正を加えた「1924年ヨーク・アントワープ規則」が決議されておりました。


(邦訳「ヨーク・アントワープ規則」表紙)

1925(大正14年)2月

株式会社に改組、本社を大阪市北区宗是町へ移転

発起人
市川 牧之助、村田 省蔵、佐々木 周一、藤本 幸太郎、伊藤 武雄、島田 信義、浅井 太郎、土金 孝太郎
1964(昭和39年)

東京事務所を千代田区日本橋に開設

*3 昭和30年代後半より海運再編成の機運が高まり、大手船会社は中核体による6社に集約され海運界の拠点が東京に移転するに伴い、当社は昭和39年(1964年)東京事務所を開設いたしました。

1979(昭和54年)

本社を東京(中央区八丁堀)へ移転、大阪事務所を閉鎖

1983(昭和58年)

本社を千代田区神田小川町に移転

1983(平成7年)

資本金を¥10,000,000に増額

2011(平成7年)

本社を現在地(千代田区神田錦町)へ移転

2015(平成27年)

創立90周年にあたり保険毎日新聞に当社記事掲載

2015年1月23日・29日発行の保険毎日新聞に、当社記事が掲載されました。
保険毎日新聞(2015/1/23 記事)
「共同海損で世界トップレベル 浅井市川海損精算所 2月25日に90周年」pdf
「経験豊富な人材が在籍 取扱事案件数は国内屈指」pdf
保険毎日新聞(2015/1/29 記事)
「マリン分野の強化へ 海事関係者マーケット開拓・深耕も」pdf

※株式会社保険毎日新聞社の許諾を得て、掲載させていただきました。

2020(令和2年)

「海損精算人が解説する 共同海損実務ガイダンス」を出版、
その年の第52回住田海事奨励賞を受賞

*4 共同海損関係の書籍は過去にいくつか出版されていますが、本書は実務に精通する共同海損精算人がその実務を分かり易く解説した今までには例を見ない本邦初の実務書です。

*5 住田海事奨励賞は、永年海運・造船事業・海事文化の発展に広く寄与された故住田正一氏の功績を記念して創設された三賞の内、海事に関する専門図書に対して贈られる大変名誉ある賞です。

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